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クリーモフ M-105 : ウィキペディア日本語版 | クリーモフ M-105[くりーもふえむ105]
クリーモフ M-105 あるいは VK-105 (ロシア語:)とは、第二次世界大戦期のソビエト連邦の航空機用エンジンである。1000馬力台前半の出力を持つ液冷V型12気筒エンジンで、戦中のソ連における標準的な軍用機用のエンジンの一つだった。 このエンジンは採用当初はM-105と呼ばれていたが、大戦中に命名規則が変更されてVK-105に改名した。"VK" はクリーモフ設計局を率いたウラジーミル・クリーモフ(Vladimir Klimov)のイニシャルに由来している 。 == 概要 == 1930年代、クリーモフ設計局はM-100の名でフランスのイスパノ・スイザ 12Y エンジンのライセンス生産を行い、その経験を元に1940年に M-105 を完成させた。当時の先進技術を盛り込んで設計され、1段2速式の過給器、1気筒あたり2つの排気バルブ、イーチバランスクランクシャフトを備えていた。 M-105は、各型を合計で約9万1000基という大量生産が行われ、Yak-1戦闘機とその派生型、Pe-2爆撃機などの、大戦中のソ連の主要軍用機に使用された(詳細は#主な搭載機を参照)。また、M-105の設計を基に、VK-106やVK-107などの改良型も開発された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クリーモフ M-105」の詳細全文を読む
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